「ナイトミルク」

ナイトミルクが睡眠に効果があるというのは、その成分であるメラトニンに大きな要因があります。
メラトニンの働きを簡単に言うと、睡眠を促す働き、が期待できるのです。
このメラトニン、別名は「睡眠ホルモン」。
脈拍や体温、血圧を低下させ、睡眠を促す作用を持つホルモンなのです。
このメラトニンの持つ特徴の一つが、ナイトミルクに大きく関わっています。
この眠りに効果のあるメラトニン、実は夜に多く生成されます。
体内での産生量は、光によって抑制されます。
ですので、多く分泌されるのは夜間。
ピークは夜中となるのです。
人が生活の中で、夜眠くなり朝目がさめるのは、このメラトニンの生成サイクルに関わっているともいえます。
それは牛も同じ。
メラトニンを多く含んでいる夜に搾乳を行えば、メラトニンを多く含んだミルクが搾られます。
どのくらい含んでいるかというと、通常の3〜4倍だといわれます。