自動販売機

財布の中の10円玉の枚数は、必要な枚数より1枚少ない。
10円玉がぴったりあると思っていると、その中の1枚には縁にギザギザがついている。
10円玉だと思っていたら、5円玉だった。
ジュースが飲みたい時に限って、小銭がない。
販売機には紙幣が使えないか、使える機種のものでも「中止」のランプが点灯している。
自分の飲みたい種類のジュースは「売切」になっている。
やっと探し当てた自動販売機には「故障」と書かれた張り紙が貼っている。