[ベルリン 9日 ロイター] 

妻との離婚問題に悩んでいた43歳のドイツ人男性が、問題解決のためにチェーンソーで自宅を半分に切断、フォークリフトを使って“自分の取り分である半分”を持ち上げて移動、妻の元を去った。

ゾンネベルグ警察によると、男性はベテランの石工。長さ8メートル、幅6メートルの木造住宅をきちんと測った後、チェーンソーで半分に切断したという。

「自分の取り分をもらっただけだ」と男性は話しているが、警察の広報担当者は「妻の方はあまり喜んでいないと思います」とコメント。

家を切断後、男性は半分をフォークリフトで持ち上げて兄弟が住む家の近くまで運んだ。現在は兄弟宅で暮らしているという。