部屋うんちく?

部屋の中というのは、選ばれた人間が招き入れられる以外は、自分だけの空間である。
招き入れた人間以外は立ち入れない。
人間は部屋以外に、もうひとつ招き入れた人間以外は入れない場所を持っている。
心だ。

これは自説だが、部屋が片づけられない人間は総じて、心の整理をつけるのが苦手だ。
自分の感情に逆らわない、逆らえない性格をしていることが多い。
これは考えてみれば、当然至極のことと言える。
先に述べたように、部屋というのは自分の心の中と同じ条件で構成されている。
部屋と心の関係として、こういう図式が成り立っている。
以下は、誰でもそうだという話ではない。
左側に書いてあることが当てはまる人には、大抵右側も当てはまるという自説だ。
では、行きます。

部屋の中を知っているのは基本的に自分だけ=心の中を知っているのは基本的に自分だけ。
人が来るときには部屋を片づけるが、普段はぐちゃぐちゃしてる。=人に話さないと自分の考えを整理することがなかなかできない。
相手に慣れてくると、部屋の汚いのも見せてしまう=相手に慣れてくると、自分の心の汚い部分も見せてしまう。
部屋がきれいになると落ち着かず、他人の部屋のように感じる=割り切ってものごとを考えていると落ち着かず、他人の心のように思えてくる。
部屋をきれいにしようと思い立つ=自分の状況が変化して、精神的な整理をつける必要がある(例:恋人ができたがまだ自分のものになりきってなくて、自分の内側に関してもよりきれいに見せておきたくなっている)。
いかがだろう?

では、今回のテーマ。
一般的に女性よりも男性の方が部屋が汚いのは、なぜか。
それは、心の整理をつけるのが、男性の方がヘタだからである(これも自説)。
一般的に振られたあとなど、女性よりも男性の方が立ち直るのが遅いという。
男性は自身の心のケアが、女性よりもヘタクソなのだと思う